写真はオーバーホールしたアップライトピアノをご購入してくださったお客さま。お子様が音楽に没頭されているようで、こちらもうれしい話題でした。
今回の話題は別のお客様です。古いピアノの調律を数年前からお願いされています。お孫さんのための調律かとおもっていたら、実はおばあちゃん本人が演奏を楽しんでいて、それを孫が見て自分もやりたいと寄ってくるパターン。
子供が生まれたらピアノをさせるんだと夢を見て、ご結婚直後に買ってからずっと一緒だそうです。昭和のお母さんにとってピアノは夢でしたからね。それで今になってようやく自分の時間が持てるようになって、ピアノ教室に通って童謡などを毎日弾いて楽しんでいるのだそう。
ご自分は小さいころピアノを習えるほど裕福ではなくピアノは弾けず、子供が生まれたら子育てに時間を割いてピアノは弾けなくて、ようやく今夢がかなってとても充実しているそうです。
お孫さんはときどき気が向いたときに弾くくらいだけど、楽しんでいるそうです。
ピアノがこんなに長く使える楽器だからこそ、長年の時を経てようやく自分で弾けるときが来たのです。やっぱり生ピアノが一番いいです。