One of the most stressful work when restoring an old piano is removing screws on the cast iron. They are too tight and hard, and they tend to break easily when they are too rusted. Moreover, those slotted screws are no longer in production in Japan so no replacement is available. You can get crossed screws instead, but that’s a kind of losing the piano’s vintage feeling. So original slotted screws are the best, always.
So, everything on the cast iron has safely removed now. Next is to remove the cast iron itself.
鉄骨ネジを外す作業を行いました。オーバーホールをするにあたって、もっとも神経を使う作業の一つです。マイナスネジは国内ではほぼ入手不可能となっているので貴重であること、よりオリジナルらしさを出す外観上の理由、プラスであれマイナスであれ、現代のネジではピッチが合わないことも多く、ネジ穴を傷めてしまう、などの理由から、もとのネジをそのまま使うのが最適な選択肢なので、極力壊したくないのです。
アグラフやその他のパーツもすべて外したので、つぎはフレームそのものを外し、塗装の剥離へと移ります。
木目調のピアノは、塗装が完了したのでパーツを組み立てました。部品の到着を待って張弦を開始します。その後ろにも分解・塗装した木目調のU1Eが待機していますね・・・。