ここのところパソコンに向かうときはブックストアの整備に集中していてこちらでの作業状況のご紹介が遅れていますが、ピアノの作業は着々と進んでいます。作業しながら「こんなことをブログに書きたいなあ」などと考えはするものの、全部忘れています(^^)。実務に集中しているのは良いことですが、こうやってサイトを更新し続けることも立派な営業活動でもあるので、手を休めるのはあまり好ましくありません。それでも本能的に写真を撮る癖だけはしっかりついているようなので、今日はその一部をご紹介します。
前回のブログでバックアクションの部品交換までを紹介していたので、その次はダンパーフェルトです。青いライニングフェルトは初めてだったからか、段取りをミスってしまったようで必要以上に時間をかけてしまいました。
白鍵の上面をクリーニングした後は、こちら。今回お客様がコンクールなどでのコンサートピアノの弾きやすさに言及していたので、せめて国権だけでもと、プラスチックの物を黒檀に交換しました。これだけでもかなり雰囲気が出ます。手触りも良いです。
その後で残った外装パーツのクリーニングが入ります。外回りの調律のお仕事などと並行しながら合間で作業を進めるため、与えられた時間で収まる作業を割り当てていく傾向があります。なので、バフがけや塗装などの汚れる仕事は一気にやりたいので、まとまった時間があるときに集中します。そんなわけで中途半端なところにクリーニングが入ったりしています。
さあそして最終章、ハンマー交換です。タッチがどう変わるのかシミュレーションしましたが、一筋縄にはいかなそうです。燃えてきます。