アメリカからエチュードマガジンと古い楽譜数点を入手しました。

今回は特に表紙が素敵な物が集まったと思います。写真で見ると、船の帆が楽譜になっているもの、ぬいぐるみと楽器を並べて演奏会を演じる女の子、窓辺でピアノを弾く女性を外から見つめる男性など、いろいろ楽しめるイラストが並んでいます。

中でも目を引くのが1924年8月号の「The Jazz Problem」と題された表紙。これは非常に興味がわきます。以前もナチスがジャズミュージシャンに課した10の「変な」制限でご紹介したように、ジャズは当時の白人社会にはなかなか受け入れられない側面もあったようです。この記事も1924年ということからルイ・アームストロングなどのポリフォニック・ジャズやディキシーランド・ジャズが登場したころなので、ジャズが世の中で全く新しい音楽だった頃です。どんな内容なのか、読んでみてまた感想を書く機会を設けたいと思います。