なんとなく古本屋さんで見つけたエリック・サティ展のカタログ。直感的にこれは価値ありと判断して即買いしました。
アートに詳しいわけではないので、今までフランスの美術といえばミレーとゴッホにしかわかりませんでしたが、このカタログにはサティ本人によるリトグラフから当時のポスターアーティストやサティの友人の芸術家たちなどかなり豊富な作品群が網羅されています。
サティは一般的にはクラシック音楽の作曲家と位置づけられていますが、厳密にはもう少しポップアーティストよりの側面があるようで、そのサティの活動を視覚的に感じることができるようで面白いです。
フランス音楽、特にこの頃の20世紀初頭の音楽はアメリカのジャズとも切れない関係があり、美術にも多少の興味を持っていました。その第一歩を踏み入れる貴重な資料となりそうです。
少しずつ、じっくり読んでいきたいと思います。