1957年製造のヤマハNo.20、とても良い音です。音に芯があって太く、広がりがあって、よく伸びる音です。
あるお客様にご試弾いただいたところ、タッチがもう少しコントロールしやすければ…というご指摘をいただき、タッチを見直すことにしました。
このピアノはオーバーホール前の状態で、ゆくゆくはウイペン、ハンマーなどの部品の多くを交換する予定です。現状の部品には限界を感じたので、せめてウイペンアッセンブリーだけ交換することにしました。
「少なくともこのくらいにはなりますよ」という状態にまでもっていきたかったところまではできているかと思います。
まだハンマーアッセンブリや他の部品も要交換という状態ではあるものの、音の良さがまた引き立てられたと自画自賛。触ってもらうのが楽しみです。