入荷していたYAMAHAの電気ピアノE-502をクリーニングしました。電気ピアノというのは、いわゆるエレキギターのようなものです。アコースティックピアノのように弦が音源になるのですが、増幅させる響板はなく、ピックアップを通じてスピーカーから音を出します。フェンダーローズとまではいきませんが、なかなか面白い音を出しますよ。

鍵盤のクリーニングまで終わったので、調律・調整をします。内部の工程はほとんどピアノといっしょです。ただ、弦の本数はかなり少ないので作業時間は短めです。開けてみて知ったのですが、アクションパーツもプラスチックで簡素にできているようです。もし壊れても本来の木製の部品と入れ替えも可能かと思います。整備後に販売予定です。

クリーニングに使用する研磨剤が、ポリッシャーの回転で勢いよく飛ぶのでメガネは手放せません!というのが表向きの理由で、本音は老眼ですが(^^)。