もう何年も前に預かったKimballというメーカーのグランドピアノがあって、分解した状態で作業が止まっていました。

黒のペンキで塗られた状態だったので、その塗装をはがしました。はがしてみると、中はきれいなマホガニーでした。そして、隠れていた製造番号も出てきて、調べてみるとこのピアノは1913年ごろの製造であることがわかりました。このころのアメリカのピアノはとても品質が高いので完成するのが楽しみです。

ですが剥離して中身が見えたことで別の損傷が見つかったので、しっかり修理できるか、また修理した後も安心して使えるのかが心配です。

他の部品も調べて検討を重ねたいと思います。