今日はジャズピアノのワークショップへお誘いいただき行ってきました。私を含め8名ほどのピアニストさんたちが、ピアノソロ、弾き語り、伴奏を演奏し、アドバイスをいただくイベントでした。一貫しておっしゃっていたのは、歌うこと、じっくり音を聴くこと、そして正確にリズムを刻むこと。今回のワークショップを経て学んだのは、音を聴くことの再確認です。ピアノ技術にも通ずることになると思うので、しっかり意識していきたいと思います。
修理工房に戻って昨日の続きです。ポリッシャーを使っての作業は終わっているので、内部の金属パーツを中心としたクリーニング、調律・調整です。こちらも難なく完了できました。試弾していただける状態になったので、他のピアノと弾き比べしてみました。写真のように鍵盤だらけになった工房で、今回のYU1(2001)、No.U1A(1957)、W107B(1981)の3台を引き比べました。結論から言うと、これを選べと言われても無理!それぞれに個性があって、どれも良いです。具体的には低音・中音・高音のそれぞれに特徴があり言葉で説明することもできるのですが、それよりは実際に手で触って感じてもらえたらうれしいです。