今週は日本ピアノ調律師協会の研修会があり、伺ってきました。メーカーさんがオーバーホールしたピアノを題材に、調整・調律の手法を教わってきました。講師の先生による調律は、日本のピアノ史上もっともピアノが出回っていた時代にならした今まで全く見たことのない手さばきで、自分が学んできた手法とは全く違うことに驚きました。その他、見たことのない材料や道具でピアノが輝きを増していく過程を見ることは、自分にもまだまだできることがあることを感じさせてくれる刺激的な体験となりました。
ちなみに、研修会には間に合わないのにアメリカのピアノ・テクニシャンズ・ギルドのコンベンションから沖縄へ直行してきた調律師さんがいて、なんとレジスタード・ピアノ・テクニシャンのポロシャツをお土産でいただいてしまいました。これは嬉しい!ありがとうございます。またアメリカに行きたくなりました。
本体への吹き付け作業を終えました。日々の調律のお仕事をこなしながらの作業でそれなりに回数を重ねました。縦の平面に吹き付けるのは今でも苦労する技術です。とりあえず今日の状態できれいに仕上げるしかありません。今できる方法はこのくらいかな。仕上げの技術を摘んでいくのが最適を考えています。