昨日に引き続き塗装をします。
この世代のラッカー塗装は塗面に小さなひび割れができていて、それが塗料を吸い込んでしまうことがあります。これは目で確認できないことも多く、実際吹き付けて吸い込まれてから気がつきます。だから塗装は最初から2日はかかるものだと構えて取り掛かります。焦りは禁物です。
写真が残っていないのですが、そうした部分にパテを刷り込んでメドメします。

↑そしてまた撹拌。このときはマスクをしているので何もニオイはしません。なめたら甘いんじゃないかといつも想像してしまいます。

そして今日はここまで。写真ではわかりづらいかも知れませんが、ムラがなくなっています。
白系は黒よりきれいに仕上げやすいと思いますが、逆に肌が見えづらいので吹きつけは難しいです。
↓腕木、口棒、拍子木、今日はやっていませんが、鍵盤蓋などは傷つきやすいのでちょっと多めに吹き付けています。
本当はこの腕木なども分解した方が接合部分もきれいに仕上がるのですが、腕木は接着がかなり強力で、前もやったのですが木が割れてしまうのでそこまではやりません。

次はツートンの淡いピンクの方を吹き付けます。
もう半分以上は終わっています。