今日は朝グランドピアノの調律からのスタート。オーバーホールから何回目の調理になったでしょう。徐々に落ち着いてきました。あとは環境とどう付き合っていくかです。オーナーさんも大切にしたい意向を前面に出してくださっているのが嬉しいです。
そして修理工房での作業。グランドピアノは概ね調整できたので、しばらくは弾き込みが必要。その間外装を完成させて組み立てます。ここのところは、楽器として生まれ変わりの産ぶ声を上げさせたい気持ちが強く、まずは最低限楽器として調整し、弾き込みつつ完成させていっています。
ここで凡ミス。椅子のことを忘れていたので、慌てて仕込んでいます。再塗装です。
途中ピアノ教室へ行き、しばらく待機する時間があり、その間先生がさらっとリストやバッハの曲を弾いていたのを横で聞いておりました。ここしばらくはジャズをよく聴いていたため、考え抜かれて作られた名曲の素晴らしさに改めて感動。修理工房に戻ってからはあれこれクラシックのピアノ曲を聴いておりました。
ボロドスが演奏による、結婚式行進曲とトルコ行進曲が怪物でした。