先日石垣島へピアノ調律の出張で行ったときに、機内誌を読んでいて目にとまったフランスの少女漫画新聞『スメーヌ・ド・シュゼット』。そこに掲載されているベカシーヌちゃんという漫画がとても気になり、フランスのインターネットオークションで取り寄せてみました。英語は問題なく使えるものの、未知の言語でもお買い物はすごく頭をフル回転させて大変でした。
下の写真が「ベカシーヌ」を主人公とした漫画だそうですが、ベカシーヌとはフランス語で「おっちょこちょい」などという意味があるそうで、この漫画自体も日本でいうところの「サザエさん」のような位置づけだそうです。お手伝いさんをしているそうで、その格好もその土地の人がよく着た服装だそうです。額に入れて飾ってもよさそうです。
今回は音楽やピアノとはほとんど関係ない話題ですが、この『スメーヌ・ド・シュゼット』が刊行されていた頃はドビュッシー、ラヴェル、サティ、フォーレなどのフランス作曲家が活躍していた時期とかさなり、もしかしたら彼らの目に止まっていたかもしれないと思うと面白くて見てみたくなりました。フランス語が読めたら、もっといろいろな話題を提供できるのですけど。
しかしさすがはフランス。送られてきた封筒のあて名書きひとつとってもなんとなくアートな字体です。